ウイニングポスト9初心者さんに向けて、プレイを進めるうえでの基本知識をまとめました。

気づいたことがあれば、どんどん追加していく予定です。

種付けに関して

5月1週から、プレイヤーの所有する繁殖牝馬に種付けすることができます。

5月に不受胎となると、6月にもう1度種付けできます。
6月も不受胎となると、それ以降種付けはできず、その年は空胞となってしまいます。

走る競走馬を生産したいとなると、基本的に「評価」と「爆発力」の高い配合を目指すことになります。

評価について

評価は、「S」「A」「B」「C」「D」の5段階があり、評価が高いほど、優秀な仔馬が生まれやすくなります。
評価の高さは、もちろん、S>A>B>C>Dという順番になります。

種付けするときに、「評価」にカーソルをあて、ソートすると便利です。

ただし、まれに「☆」が現れることがあります。
コメントでは「なんとなく名馬誕生の予感がします」と出てきます。
これは、その配合をすることにより、翌年史実馬が誕生するということです。

史実馬が生まれてこないと、その子孫も生まれてこなくなったり、何かと不便なことが起きるので、特段の事情がないかぎり、☆印の評価が出たときは、そのまま種付けするのが無難です。

また、この場合は不受胎となることはありません。
必ず受胎するので、その点は安心してください。

爆発力について

「爆発力」は、そのまま、生まれてくる仔馬のスピードに直結します。

「評価」はスピードだけでなく、勝負根性やパワーや健康といったパラメーターも含めた総合的な評価ですが、「爆発力」はスピードの底上げがどれだけ期待できるのかの数値となります。

ただし、「爆発力」の数値のすべてが、生まれてくる仔馬に反映されるわけではなく、数値の範囲内でランダムに決まります。

例えば、爆発力が「20」だとすると、「0」~「20」の間で、数値が決まるという感じです。

また、インブリードやラインブリードが含まれると、爆発力は高くなりますが、その分、仔馬の気性や健康にマイナス作用が大きくなってしまいます。

種付け時に、「危険度」が示されるので、これを参考に、できるだけ危険度の低い配合をするのがベターとなります。

基本的な種付けのコツ

当然ですが、優秀な競走馬を自家生産したいなら、「評価」と「爆発力」がともに高くなるような配合をすることになります。

基本的に、「評価」が高いほど、安定して優秀な仔馬が生まれやすくなります。

「爆発力」はランダムで決まるので、当たりはずれがあるという感じです。

ですが、管理人が種付けするときは、ほぼ「爆発力」重視です。

「評価」のみに偏ると、先天的なスピードが頭打ちになりかねません。

というのも、実際、「評価」が高くても、「爆発力」はそうでもないという場合が多々あるからです。

この辺は、プレイスタイルにもよるので、どちらが正しいかとか、間違いだということはないでしょう。

ただ、私の場合は、「爆発力」を重視して、一発大きいところを狙うタイプということです。

とはいえ、いくら爆発力が高くなるとしても、危険度が高いもの、インブリードやラインブリードは避けます。

インブリードやラインブリードは、どうしても血が濃くなり、危険度も高まります。

また、最初のうちは、ニックスも避けることがあります。

ニックスはずっと続けてしまうと、代を重ねるうちに、評価も爆発力も低くなってしまう可能性があるからです。

具体的には、「血脈活性化配合」を重視して種付けします。

詳しく説明すると、複雑な配合理論が絡んでくるので、ここでは深く立ち入ることはしませんが。

ともかく、手っ取り早く、スピードのある仔馬を自家生産したいなら、これらの要素は無視しても構わないでしょう。

なので、ゲームを開始してから慣れないうちは、「評価」と「爆発力」がともに高くなる種牡馬を選び、ラインブリードやインブリード、ニックスがあっても、危険度が低ければ、気にすることはないと思います。

ですが、後々代を重ねて、より優秀な競走馬を自家生産したいなら、これらの要素は避けて、できるだけ血が偏らない配合を目指すのがよいと思います。

と、まあ、説明が長くなってしまいましたが(汗)

種付けするときの、具体的な手順としては、

  1. 「評価」にカーソルをあててソートし、「☆」があるかどうかを確認し、あれば、その種牡馬を種付けする
  2. 「☆」がなければ、「爆発力」にカーソルをあててソートする
  3. 「爆発力」の高い順に並べ、評価の高いもの、危険度の低いものを探す

という形で、気に入ったものを選ぶとよいかと思います。

管理人は、手っ取り早く済ませたいときは、大体いつもこの手順を踏んで、種付けしています。

ご参考になれば幸いです。

仔馬の能力欄の印の意味は?走る幼駒の見分け方

4月1週に幼駒が誕生しますが、幼駒の詳細画面に「能力」欄なるものがあります。

能力欄を見ると分かりますが、◎や○などの印が付いているときがあります。

この印には、一応、意味があり、以下のようになります。

人物 評価
秘書 スピード
血統背景
牧場長 気性
メンタル
健康
河童木 スピード
成長
長峰 スピード
評判
美香 スピード
その他の能力の平均
(※サプパラ面)

印は「◎」「○」「▲」「△」「-」があり、評価の順は、◎>○>▲>△>-となります。

この印で、仔馬の能力はある程度分かりますが、なかでも特に重要なのは、「河童木」と「美香」の評価で、逆に「秘書」と「長峰」の評価はほとんど関係ありません。

正直なところ、「河童木」と「美香」以外の評価は、参考程度にとどめておいてよいと思います。

管理人が仔馬を所有するかどうかの判断は、以下のようにしています。

  1. 「美香」の評価に印があれば、その馬は所有
  2. 年末の入厩時のコメントで、成長型を確認
    • 早熟だった場合は、「河童木」の評価が◎なら所有
    • 普通だった場合は、「河童木」の評価が◎か○なら所有
    • 遅めや晩成の馬なら、「河童木」の評価が「-」でも所有

成長型が早熟だと、「河童木」の評価が◎でないと、活躍が期待できないので、◎以外の馬は売却します。

普通の場合も、◎は欲しいところですが、他の馬の状況によって、○の場合も所有するときがあります。

遅めや晩成の場合は、「河童木」の評価に印がなくても、「美香」の評価が高ければ結構期待できます。

さらに、「牧場長」の評価もよければ、なおさら期待できるということになります。

逆に、成長型が早熟や早めの幼駒は、「河童木」の評価が◎だったとしても、「美香」に印がないと、スピード以外の能力で劣るということなので、思ったほど走らないというときもあります。

とにかく、「河童木」と「美香」に印があれば、保有しておくという方針です。

ちなみに、極端な例になりますが、遅めや晩成型の幼駒で、「河童木」の評価が◎だったりすると、とんでもない大物ということになります。

上記のような方法で、所有する馬を決めれば、あまりハズレはないと思います。

幼駒時のコメントで、その仔馬の能力が大体分かりますが、いちいちチェックするのが面倒という場合は、「河童木」と「美香」の印(場合によっては「牧場長」の印も)で判断するのがよいと思います。

また、クラブを設立した場合は、「秘書」と「長峰」の評価が高いと、募集が集まりやすくなる傾向があります。

なので、クラブ設立後は、該当する幼駒を所有しておき、年末の入厩時にクラブに回すという手もあります。

競走馬の放牧の目安

レースに出走するにあたって、競走馬の調子は重要になります。
そのため、レースに出走する際には、できるだけ調子を◎に維持したいものです。

このとき、よく使われるのは、1週放牧。
レースに出走後に、毎回1週放牧するというものです。
これを繰り返すと、ほぼ毎レース、調子◎で出走することが可能となります。

ですが、次のレースまでの間隔が長いと、その間に調子が下がることがあります。

そこで、次走までの間隔の長さによって、どれくらいの放牧をすればよいのかの、一応の目安を以下にまとめました。

  • レース間隔6週~7週:2週放牧
  • レース間隔8週~11週:3週放牧
  • レース間隔12週~14週:4週放牧
  • レース間隔15週~17週:5週放牧
  • (これ以上の間隔が空くときは、4週増えるごとに+1週放牧する感じ)

調教師さんの能力によって、仕上がりが早かったり、遅かったりすることもありますが、そのときは微調整をすればよいだけです。
管理人は、ほぼ上記のような感じで放牧しており、大体うまくいっています。

自分の所有する競走馬のレースは観戦すべし!

プレイ画面の「機能」→「環境設定」→「観戦レース」で、所有馬のレースや他馬のレースを観戦するかどうかを変えることができます。

デフォルトでは、プレイヤーの所有馬は全てのレースを観戦、他馬は全てのレースを観戦しない、という設定になっています。

この設定は、ゲームを始めて間もないときは、そのままにしておくのが無難です。
というのも、競馬場へ足を運んでレースを観戦すると、他の馬主さんが声をかけてきて、知り合いになることがあるからです。

正確には、所有馬がレースで勝利すると、まだ知り合っていない馬主さんから声をかけられ、知り合いになることがあります。

さらに、レースで自分の所有馬が勝利すると、知り合いになっている馬主さんから、調教師さんを紹介してもらうことがあります。
あるいは、まだ知り合っていない調教師さんから声をかけられ、知り合いになることもあります。
調教師さんと知り合いになると、以後、年末の入厩のときに、その調教師さんに馬を預けることができるようになります。

要は、人脈がどんどん広がっていくということです。

競馬場での観戦は、「レース」コマンドだけなく、「ダイジェスト」で観るだけでも大丈夫です。

所有馬が多くなってくると、確かに面倒ではありますが、最初のうちは、全てのレースを観戦して人脈を増やしてくのがおススメです。

そのうち、重賞だけ観戦するとか、G1だけ観戦するとか、調整するのもアリでしょう。

オート進行をするにしても、初めのうちはレースは観戦するようにし、知り合いの馬主さんや調教師さんが増えてくれば、観戦も飛ばすという感じでよいと思います。

レースの選択について

ゲーム開始序盤は、ダウンロードで強い馬を購入しない限り、中堅どころの競走馬で勝負するしかありません。
そのため、レースの選択は大切になります。

では、どのレースに出走させればよいのかと言うと?

一言でまとめるなら、勝てるレースを選ぶということになります。

もちろん、競走馬がデビューして、勝てそうなG1があれば、積極的に狙っていきます。

けれども、そういった目ぼしいレースがないなら、最初のうちは、とにかく強い馬との対戦を避けて、確実に勝てるレースを選びます。

重賞でも勝てるなら出走してもよいですが、勝てそうになければオープン戦に出走させる方が無難です。
重賞で2着でも収得賞金を得られますが、それよりは、オープン戦を連勝していく方がよいです。

大きなレースの2着より、小さなレースの1着を積み上げていくことを心掛けてみてください。
いわば、勝ち癖をつけさせるという感じです。

こうすることで、競走馬の闘志も高まっていき、強力なライバルにも勝てる可能性が出てきます。
少しずつでも競走馬の闘志を高めて、強敵にも勝てる状態にしていくことが基本となります。

ライバル対決に勝利して闘志を高めるのが大切!

前項のレースの選択とも関連しますが、競走馬を活躍させるためには、闘志が大きなカギの1つとなります。
闘志が高い状態だと、自分より強い競走馬にも勝てる確率は高くなります。

闘志を高める方法は、基本的にライバル対決に勝つことです。

ですが、いきなり強力なライバルに勝つことは難しいです。

そこで、前項でも述べた通り、最初のうちは、とにかく強い馬と直接対決は避けるのが無難です。
まずは、勝てるレースを数多く勝ち、頃合いを見計らって強力なライバルと対決するというのが、基本的な攻略となります。

基本的に、2~3歳はオープン戦以上、古馬では重賞で1着か2着になると、ライバル関係が成立します。
G1と3歳のトライアルレースでは、初対決でもライバル関係が成立します。

つまり、自己所有の競走馬が上記のレースで勝つと、2着の馬とライバル関係が成立します。
逆に、自己所有馬がレースで2着になると、そのレースに勝った馬とライバル関係が成立します。

ライバル関係になった競走馬とは、過去に対戦したことがあれば、それまでの勝敗成績が全て反映されます。

以上のようなシステムになっているため、レースに勝ち続けるのが大切になってくるわけです。

ライバル関係が成立した馬に、その後レースで勝つと、そのたびに闘志が1段階アップします。
ここでレースに勝つとは、レースで1着になるという意味です。
ライバルに先着しただけでは、ライバルに勝ったことにはならないので、ご注意ください。

闘志は一般的に3段階までアップするとされています。
最大限まで闘志を高め、その状態を維持させていけば、まだ対戦したことのない強豪や、今まで歯が立たなかったライバルにも勝てる可能性が高くなります。
ライバル対決に勝ち続ければ、レースでも単に勝つだけでなく、2着の馬にかなりの差つけて圧勝することも多くなります。

これは逆に言えば、ライバル対決に負け続けると、そのライバルの競走馬がとんでもなく強くなってしまうということでもあります。

したがって、ライバルとなった競走馬を調子づかせないためにも、ライバル対決にはとにかく勝つようにしましょう。

1度負けただけなら、挽回は可能です。
ですが、続けて2回負けてしまうと、挽回するのは難しいことが多いと思います。
なので、ライバル関係になった馬の動向には注意が必要となります。

あまり強くない競走馬とライバル関係になった場合は、その馬が次に出走するレースにあえてぶつけて、闘志を高めていくという方法もあります。

また、基本的に放牧をすると、闘志が下がります。
調子と同じように、帰厩してから闘志が元に戻るまで数週間かかります。
そのため、特に長期放牧をしてしまうと、ほぼ闘志は復活しない感じです。

調子を維持するために、1週放牧は欠かせませんが。
長期放牧はなるべく避けて、夏競馬もできるだけレースに出走させるのがよいでしょう。