2022年4月14日に、ウイニングポストの最新作「ウイニングポスト9 2022」が発売されます。
それに先立って、「ウイニングポスト9 2022」の体験版が、2022年の3月31日に配信されました。
管理人は任天堂スイッチで体験版をダウンロードし、1年間プレイしてみました。
この記事では、「ウイニングポスト9 2022」の体験版のプレイ状況と感想をまとめました。
ご参考になれば幸いです。
初期設定
今作では、1976年開始と2012年開始の2つのシナリオが追加されます。
個人的に、目玉は1976年開始プレイですね。
テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラスのTTGがクラシックで活躍した時代。
体験版では、とりあえず1976年開始シナリオでプレイすることにしました。
おそらく、製品版でも1976年開始でプレイすると思います。
まず、いつもの初期設定ですが、これは前作とほとんど変わっていません。
1つだけ、スペシャル繁殖牝馬を導入できるようになったというのが新しい要素のようです。
また、体験版を1年プレイして、そのセーブデータを残しておけば、製品版で引き継げるとのこと。
プレイ開始時に、金のお守り1つと5億円をもらえるので、体験版から製品版へと引継ぎプレイをすると、かなりお得ですね。
ただ、今回は体験版で文字通り体験するだけにとどめておき、引継ぎプレイはせずに進めようと考えています。
というわけで、初期設定は、エディットもしないで、スペシャル種牡馬や繫殖牝馬も導入せず、そのままでプレイしました。
システム設定①は、
- 難易度:NORMAL
- 史実馬の誕生円:史実通りの年
- エディットデータ:反映しない
- データ引き継ぎ:なし
- WP9シリーズボーナス:なし
- WP8シリーズボーナス:なし
システム設定②は、
- スペシャル種牡馬:導入なし
- スペシャル繁殖牝馬:導入なし
牧場と秘書は、
- 牧場開設地域:新冠
- 牧場長:牧野良夫
- 秘書:関屋未来
以上のように初期設定を完了しました。
新秘書で吹里谷芽愛が登場しますが、製品版でのお楽しみにしようと思います。
ちなみに、有馬桜子さんの雰囲気が、今までとかなり変っていました。
髪型がショートボブのような感じです。
ちょっと今までより老けたような印象でした(汗)
プレイ状況
では、1976年開始シナリオでのプレイ状況となります。
初期3歳譲渡馬は、ディアマンテを選択しました。
牡馬にクライムカイザーがいましたが、トウショウボーイやテンポイントに勝てるわけがないので、見送り。
牝馬では、2冠牝馬のテイタニヤが強敵ですが、史実でディアマンテがエリザベス女王杯を勝利したので、秋華賞は獲れるかもという淡い期待から選択しました。
まず初戦は、2月3週のクイーンカップで固定。
これは、相変わらずですね。
牡馬の場合は、共同通信杯のようです。
ここは、プレイヤーが選べるようにしてほしいものですが。
せめて、1週放牧だけでもさせてほしい…
仕方がないので、クイーンカップに出走しますが、テイタニアに遠く及ばす3着という結果でした。
3月1週を迎えて、ようやく自身でレースを選択できるようになり、テイタニアが出走していないチューリップ賞を選択。
ここは1番人気に支持され、2着の馬に7馬身差をつけて圧勝。
プレイヤー評価の「桜花賞の優先出走権獲得」をクリアしました。
そして、いつものように天城綾さんからご褒美として繫殖牝馬を譲ってもらいます。
以下の5頭から選べるようです。
- グランドアロー
- チョウセイ
- ルナソング
- フラミンゴ
- イチコ
詳しい情報は、製品版の攻略情報に載せる予定ですので、よろしくお願いします。
とりあえず、1番評価額の高いグランドアローを選択し、4月に無事に当歳幼駒を出産しました。
続いて、クラシックの1冠目桜花賞を迎えます。
ここも、やはりテイタニアに敵わず、5馬身差をつけられて2着でした。
ですが、プレイ評価の「桜花賞5着以内」を達成。
いつものように、天城さんから2歳馬を譲ってもらいます。
選択できる競走馬は以下の通りでした。
- ダイナスパート(架空馬)
- ダイナデコア(架空馬)
- ヒシスピード
- アローバンガード
- カールスバット
- ソーウンムサシ
- エアライツ(架空馬)
- テンマカーム(架空馬)
桜花賞5着以内を達成したので、史実馬のヒシスピードあたりが選択肢として出現したと思います。
それ以外はランダムの可能性があるので、詳しいことが分かれば、製品版の攻略情報に記す予定です。
ここは無難にヒシスピードを譲ってもらいました。
同期のマルゼンスキーにはまず勝てないでしょうが、短距離~マイル線にしぼり、またダートも走るので、ダートの重賞なども絡めれば、結構活躍してくれると期待してます。
ディアマンテの次のレースは、NHKマイルカップを選択しました。
1番人気に支持され、メンバーを見ても勝てると思いましたが、結果は2着。
架空の馬に負けてしまいました。
それでもプレイ評価の「NHKマイルカップ5着以内」を達成したので、馬主のランクがアップし、緑のお守り1つゲット。
天城さんからも、絆コマンドの「友好を深める」もらいました。
次のレースは自動的にオークスが組まれていました。
回避して夏の重賞を目指すつもりでしたが、体験版ということもあり、そのまま出走させてみました。
すると、テイタニアを下して、まさかのオークス制覇!
いやはや、こんなことがあるんですね。
嬉しい誤算です。
オークスの後、2ヶ月の放牧に出しました。
その間、7月4週にヒシスピードがデビューしました。
1番に応えて、2着の馬に7馬身差をつけての圧勝でした。
これで、プレイ評価の「【初年度】通算3勝」を達成。
また、8月1週の幼駒セリでは、史実馬は銅のお守りのシルクスキーしか登場しませんでした。
今回は1年間の体験プレイなので、所有しても意味がないので、何も購入しないことにしました。
グランドアローの仔はセリに出し、売却しました。
8月5週になると、兜山さんから1歳幼駒をもらいました。
これもおなじみですね。
1歳幼駒を所有していないともらえるので、お金やお守りに余裕がないときは、重宝します。
また、8月5週の新潟2歳ステークスにヒシスピードが出走。
1番人気に支持されるも、まさかの7着に惨敗しました。
しかし、9月4週のカンナステークスで1番人気に応えて勝利。
11月1週の京王杯2歳ステークスでも1番人気に応えて勝利しました。
この後、朝日杯フューチュリティステークスを予定していましたが。
マルゼンスキーが出走予定となっており、勝てる見込みがないので回避。
代わって、12月2週の全日本2歳優駿に出走。
すると、1番人気に応えて見事に優勝しました。
ただ、体験版なので、地方のレースは見れない仕様となっています。
製品版だと、さすがに地方のレースを観戦でき、作戦も指示できるようです。
一方、ディアマンテは9月2週の紫苑ステークスから始動。
テイタニアも出走していましたが、あえてぶつけてみました。
しかし、ここではテイタニアに完敗。
しかも、あのシービークイーン(ミスターシービーのお母さんですね)も出走しており、シービークイーンにも及ばす3着という結果でした。
テイタニアとライバル関係になっていたため、ライバル対決に敗北。
これで、テイタニアの闘志が高まってしまいます。
そして、10月3週の秋華賞を迎えます。
ここも、結局紫苑ステークスと同じ結果で、テイタニア、シービークイーンに次ぐ3着でした。
テイタニアとのライバル対決にまたもや敗北し、テイタニアの闘志がさらに高まり、ちょっと手が付けられない状態です。
そのため、テイタニアの出走予定なっていたエリザベス女王杯には勝てないと判断し、11月3週のマイルチャンピオンシップに挑戦しました。
メンバーを見る限り、手ごわい相手はいない模様で、ディアマンテは2番人気。
それでも、さすがに勝つのは難しいかなと思っていましたが。
直線でスルスルと抜け出すと、意外にもあっけなく完勝しました。
この後、ターコイズステークスに出走し、ここは1番人気に応えて無難に勝利。
こうして1年が終わりましが、ディアマンテは、重賞4勝、うちG1・2勝。
ヒシスピードは、重賞2勝、うち地方G1・1勝ということで、両馬ともなかなかの好成績となりました。
なお、10月1週の繁殖牝馬セールもは見送り。
12月3週の海外トレーニングセールでは、銅のお守りのギャラントダンサーが上場されていました。
ですが、ここもお試しの体験版ということで、セリは見送りました。
まとめ
以上が、1年のプレイ状況となります。
感想としては、前作からそれほど大きな進化はないという感じですが、普通に面白かったですね。
続きをプレイしたくなります。
選択するかどうか選べますが、1年間を通じて、宝塚菊夫さんと有馬桜子さんが要所で登場して、1976年の競馬について紹介してもらえます。
当時の名馬物語などをするのですが、競馬ファンならずともなかなか楽しる内容だと感じました。
で、今回の体験版のプレイはわりと上出来だったかなと思います。
ただ、1976年開始シナリオなので、他のシナリオではこうもうまくいかないかもしれないです。
前作の2005年開始シナリオをプレイしましたが、初年度ではG1を獲れませんでしたから。
また、やはり、ライバル対決に勝利することや、闘志を維持することなどは大切ですね。
ディアマンテがオークスを優勝した後、長期放牧に出さずに、無難に勝てるレースを走らせ、闘志を落とさないようにするべきでした。
それに、紫苑ステークスでわざわざテイタニアと勝負せず、ローズステークスから秋華賞に進んだ方が勝算がありましたね。
ライバル対決で何度も負けると、相手を調子づかせて、手に負えない状態になります。
この点は、ウイニングポスト9シリーズに共通することで、今作も気を付けなければいけない要素ですね。
あと、3歳馬はディアマンテを選びましたが、クライムカイザーやトウフクセダンも意外と走るかもれません。
クライムカイザーはマイル路線を狙えそうなうえに、ダート適正○なのでダートG1も獲れそう。
トウフクセダンは、TTGとの対戦をできるだけ避けて、長距離路線、あわよくば、ステイヤーズミリオンを狙えそう。
まあ、プレイしてみないことには分かりませんが。
それと、2歳馬のヒシスピードは、かなりありがたいですね。
ダートも走るうえに、短距離路線で活躍しそうです。
そして、今作で追加された新要素について触れておきます。
まず、12月4週の後にひと息ついて、年末で一度ストップします。
今までは、12月4週のレースが全て終わると、表彰式に出るかどうかを選択し、表彰式を見ても見なくても、表彰が終わるとそのまま年末処理に進みましたが。
今作では、12月4週の次に「年末画面」が追加されて、そこで表彰式や所有馬の状態を確認することができるようになっています。
表彰式は何度でも確認できます。
個人的に、この年末画面はありがたいです。
今まで、表彰式をしっかり確認できなかったり、12月4週のレースを再びやり直したいときにリロードするのがやっかいだったので、年末画面はかなり便利でした。
続いて、「優駿の絆」というシステムが新たに搭載されています。
競走馬同士の絆というもので、ライバル関係だけでなく、仲良しになったり、犬猿の仲になったりと、色々と変化するようです。
それによって、競走馬に関して様々な効果が付与されます。
これは、レースでよく一緒になったり、調教パートナーを設定したりすることで、発生する仕組みです。
絆が発生した競走馬とどういう関係にあるのかは、競走馬の画面に「相関図」で確認することができます。
ただ、1年プレイしただけでは、その全体像をつかむことは難しかったです。
とりあえず、調教パートナーを設定することはできるので、それで疲労回復の効果が付与されたのは確認できました。
新しい競走馬同士の絆が増えたことで、多少ややこしい印象はありますが、時間が経つにつれて、レースで勝つために無視できない要素になりそうな感じはします。
また、種牡馬と繁殖牝馬の画面で、新たに「子孫馬一覧」を見れるようになっていました。
子孫の競走馬の名前、性別、誕生年、お守り、父、母、が確認できます。
これは、地味に便利です。
例えば、イットーの子孫一覧を見ると、直仔のハギノトップレディやハギノカムイオー、孫のダイイチルビーなど、全ての子孫が確認できます。
なので、うっかりミスで、史実馬喪失なんてことを防げるわけですね。
種牡馬と繫殖牝馬の子孫一覧で、いつ強い馬が登場するのか、その血統やお守りの種類、誕生年など確認できるので、競馬にあまり詳しくなくても、丸わかりになるわけです。
というわけで。
「ウイニングポスト9 2022」は、なかなか期待できそうです。
少なくとも前作と同様には楽しめるはずです。
管理人は発売日に製品版を買う予定です。
その前に、もう一度体験版をプレイして、そのセーブデータを残しておいて、引継ぎプレイをするかもしれません。
1976年開始シナリオでプレイすると思いますが、次回はクライムカイザーで挑戦しようかとも思っています。
そのプレイ状況や攻略情報は、また随時掲載していきますので、よろしくお願いいたします。